敷地内での新たなお墓の建立。鳥取市内にて

鳥取県一円にて、お墓や石材のお仕事をさせていただいております、前田石材 代表の前田です。鳥取市内にて、敷地内での新たなお墓の建立をお任せいただきましたので、ご紹介いたします。

 

鳥取市内　追加の新設工事

 

当社ホームページを通じてお墓のご相談をいただきました。敷地内にお墓を一基追加で作りたいというご相談でした。

 

こちらがお墓を新設する墓地です。お写真でもわかる通り山の中で、木が生い茂る中にありました。すでに立派なお墓と墓前灯篭一対、墓誌があり、印の場所にお墓を一基追加したいとご希望でした。お客様のお話では、こちらはお母様方のご実家のお墓ということでしたが見ていく方がいないとのことで、今後はこの場所に嫁がれた先のお家のお墓を建てて一緒に守っていきたいとご希望でした。

ご一緒に現地確認をして、建立についてご希望を伺い、お打ち合わせをしました。ここにお墓を新設するためには、灯篭や墓誌を移動させてお参りできるスペースを確保することになります。また、お墓については当社展示場にもお越しいただいて、色々なお墓をご覧いただくことになりました。

 

【展示場のようす】

倉吉市福庭町にある当社展示場は、数十基のお墓が展示されています。色々な種類のお墓の実物が展示されていますので、ご希望に近いお墓を具体的にイメージしやすく、ご好評いただいています。鳥取市の市街地からお車で40分ほどの距離ですが、鳥取店でお話を伺ったお客様も、ぜひ実物を見て検討したいとご希望のお客様にはご案内しています。今回も鳥取市のお客様でしたが、ご希望で倉吉の展示場にもお越しくださって、実際の展示品をご覧いただいてご希望を伺い、図面やお見積りをご提案しました。ほかにもお話をされていたようでしたが、最終的には当社に工事をお任せいただけることになりました。

 

工事が始まっています。まずは墓地の左奥にあった墓誌を、既存の代々墓の右側に移動しました。写真では、墓誌の台座部分を設置したところです。左側の灯篭は敷地の左端まで移動、新しく建てるお墓の基礎コンクリートと納骨室の設置までが完了しました。

 

納骨室はこのようになっています。中央の四角いものが御影石製の丈夫な納骨室です。このあとお墓の据え付けに入ります。

 

お墓本体を設置して、参道となる拝み石を貼り、取り外しておいた灯篭の上部や墓誌板を設置して完成です。

敷地内に二つのお墓がバランスよく配置されました。どちらのお墓も、お参りスペースを十分に確保できています。

 

新しく建立したお墓は、大きさでいうと９寸の和型墓石です。並んでいる既存の代々墓があまりにも大きいので比べると小さく見えますが、９寸のお墓は一般的な大きさです。

お墓手前の拝み石は、当社の工場で加工した大きな一枚板を使用しています。当社では、よく見られる小さい石を何枚も貼ったものではなく、こうした大きなサイズの一枚ものの石を加工して使用します。継ぎ目がなく見た目が美しいだけでなく、耐久性もあります。広い表面はバーナー仕上げで滑りにくくなっていますので、継ぎ目がなく歩きやすくて安全ですし、雨の日でも足元を汚すことなくお参りいただけます。

 

お客様からは、希望通りのお墓を建てることができたこと、丁寧なご対応を評価していただけました。他社様でも検討されている中でホームページをきっかけにいただいたご縁でしたが、わざわざ倉吉の展示場までご来店くださり、色々なお墓をしっかりと見て希望のお墓を建てたいとお考えのお客様にご満足いただけるよう、誠心誠意お手伝いをさせていただきました。このたびは、数ある石材店の中から当社に建立をお任せいただきまして、ありがとうございました。末永く大切にお参りいただけますと嬉しく思います。今後何かお困りの際は、またいつでもお気軽にお声かけくださいませ。